家おさめ空き家整理支援協会(家おさめ協会)

実績報告

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2026/4/16

測量現場での点群データ取得(山口県宇部市)

この度、宇部市内の現場へと赴き、空き家調査に伴う「3D点群データ」の計測業務を行ってまいりました。

近年、社会問題化している空き家対策において、対象物件の正確な現状把握は極めて重要なプロセスです。建物の老朽化度合いや周辺環境への影響を客観的に評価するため、今回は最新の3Dレーザースキャナーを投入いたしました。

この技術では、建物の外観や敷地の形状を数千万点もの高密度な「点の集合体」として三次元化します。従来の写真や手測りでは捉えきれなかった、壁面の微細な傾きや屋根の歪み、敷地の高低差などをミリ単位の精度で正確に「可視化」することが可能です。これにより、今後の修繕や解体、あるいは利活用に向けた安全かつ確実な計画策定の基礎資料となります。

現地は歴史ある山口市ならではの落ち着いた街並みであり、こうした地域の安全を守る業務の重要性を改めて実感いたしました。今後は持ち帰ったデータの解析(内業)を進めてまいります。


■ 点群データとは

点群データとは、レーザースキャナーなどを用いて取得した空間そのものの記録データです。

建物や敷地の形状を、

  • 寸法

  • 位置関係

  • 高さ

すべて含めて、ミリ単位で保存することができます。


■ 今回の取得内容

今回の測定では、以下のデータを取得しました。

  • 建物外観(立体形状)

  • 敷地境界付近の状況

  • 周辺道路との関係

  • 高低差(レベル差)

これにより、現況をそのまま再現できる3D データとして保存しています。


■ 3D データで保存する意味

①「記憶」ではなく「記録」として残る

写真では分からない

  • 距離感

  • 高さ

  • 歪み

なども、すべて正確に残ります。

② 将来のトラブル防止

例えば

  • 境界トラブル

  •  建物の増改築

  • 相続時の現況確認

こういった場面で、「当時どうだったか」を客観的に証明できます。


■ 家おさめとしての考え方

私たちは、不動産を「売る前のもの」ではなく「整理して未来へつなぐもの」と捉えています。点群データの取得は、その第一歩です。


■ 今後について

今後は、

  • 建物のデータ保存サービス

  • 相続前の現況記録

  • 空き家の状態保存

など、「残す」という選択肢の提供を進めていきます。


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